結論からいいますと、
血糖値を下げる器作りと絶対的なエネルギー変換に欠かせないのは、トレーニングで筋肉量を増やすこと。
我々おっさんであれ、若い人であれ、
糖を体に摂り入れるのは『食事』であり、その糖を消費するのは『トレーニング』です。
ここでは、効率よく糖を消費するためのトレーニングを継続するため、私の実践してきたことを皆さんに提案する内容となっています。


「ジムの待ち時間のストレスがなく」
「たった15分という短時間でおこなうから時間を無駄にせず」
「逆に短時間の筋トレは疲労感やストレスも癒してくれる」
「血糖値を下げるアクションを自ら起こせて」
「どんどんおっさん化していた弛んだ体にハリがでてマッチョになっていく」(たるんだ体は私の例です・・)
明日からの仕事帰りが少しだけ楽しみになる。
そんな充実した仕事帰りの寄り道だと考えて、仕事の忙しいミドルエイジの皆さんが無理なくできるよう「私が実践している血糖値対策のためのルーティン」を紹介します。
と言われても不安はありますよね。
いざ「トレ活」を実践しようとすると高いハードルが目の前に立ちはだかります。
・平日は仕事だけでクタクタに疲れているのに、これ以上頑張れない
・ジムに1時間もこもって貴重な自由時間を浪費したくない
・そもそも、混んでいる夜のジムで何から始めればいいか分からない
そんな風に悩んでしまうのは当然ですし、当時私もそう考え億劫でした。
速攻帰ってアニメ数本見てそのまま寝落ちしたいですよね。
でも何もしないままでは残念ながら血糖値は改善しません。
でも、安心してください。
ズボラでめんどくさがりな私が、血糖値を下げてきた実績(HbA1c7.0%から6.3%に回復し今も継続)について紹介します。
毎日の生活リズムを崩さずに短時間で無理なく組み込む方法です。
仕事帰りの短時間で行う部位別(胸・背中・肩・脚・腕)トレーニング
方法はその名の通り「仕事帰り」に「短時間」で「部位別に分けて鍛える」
普通の一般のトレーニーは、週3回決まった時間に、1〜2時間時間かけて、フリーウエイトでパワー三種目を中心に、関連する部位を鍛え、インターバルも含め時間をかけてじっくり行います。
これは帰宅時の時間に余裕がなければ無理です。
私もそう痛感して、忙しい人の仲間入りをしてからは、ジム通いをあきらめてしまいました。
ですが、今回は意味合いが違います。
血糖値を下げるための大事なミッションです。
であれば、短時間で効果が出るように工夫する必要がありました。
・ジムでのトレーニング実施時間は、たったの15分。
・これを週5回、「胸」「肩」「背中」「足」「腕」と部位ごとに集中して鍛える。
・短時間なので、帰り道の寄り道だと考えて組み込んでしまう
「本当に続けられる?」始める前のよくある3つの懸念と解決策
Q: 部位別というと週5、毎日なんて次の日に疲れが残るのでは?
A: いいえ、長時間鍛えるわけではないので、「15分」程度の筋トレなどの運動をすると、脳や体から疲労感やストレスを軽減するさまざまな物質(ホルモン)が分泌されます。
Q: 夜のジムは混雑してるから、待ち時間が発生するのでは?
A: いいえ、待たないようにするため胸・肩・背中・脚・腕の「部位別」トレーニングに分けています。
具体的には最初から部位を選定するのではなく、使えるマシンがあれば臨機応変に鍛える部位を決めていきます。
曜日によっては空いているマシンがありますので、いつも決まったマシンが占有されているということはありません。それは週2〜3回のルーティンで鍛えているからです。
特に金曜は比較的ジムは空いています。
それに、残業されている方にとっては朗報で、ジムは21時を超えると混雑が緩和されています。
Q: フリーウエイトは組み込んでいいか
A: ここでは血糖値を下げるために筋肉量を増やし鍛えている間に糖を消費させることを前提にしているので、バーベルを使って行う高重量トレーニングは、インターバル時間も準備も長くなって効率性とはかけ離れた鍛錬になるため、ここでは紹介しません。
もしマシンでは物足りないし時間も作れる!なぜなら筋肉が俺の背中を押すんだ!ってパワーリフターやボディビルダーに興味を持たれた方は、自分で週5日前提でメニューを考え怪我には注意してどんどん頑張ってください!
私の通っているジムも人気店ですが、この方法を思いついたことで全ての部位を待ち時間なしで部位ごとに満遍なく鍛えることができています。
利用するスポーツジムの場所について
短時間でしっかりと筋肉に負荷をかけられる「スポーツジム」の利用を提案します。

私の経験上、筋トレを仕事帰りの日課にするためには、帰り道の動線上にあるスポーツジムを利用しないと行かなくなってしまいます。
効率よく毎日帰宅後にルーティン化するためには、まず「どこでトレーニングを行うか」という環境選びが極めて重要です。
帰り道の近くにジムがある効果は絶大です。
なぜかといえば、ジムに行こうこと自体が一番エネルギーを使うからです。
ジムの扉を開けてしまえば、あとは鍛えるために体が勝手に動きます。それを狭めてはいけません。
▪️ベストなスポーツジムの場所
・駅を降りてから自宅までの帰り道の途中にあること
・会社から駅に向かうルート上にあること
・駅の反対側にあること(少し寄り道すると考えれば億劫ではありません)
を選んでください。
要は「わざわざジムのためだけに遠出する」のではなく、「いつもの移動のついでに立ち寄れる範囲」にジムがあることが、継続の生命線になります。
▪️逆に、選んではいけない場所は
・遠いところにある
・帰りのルートであっても途中下車が必要
私の経験上、仕事で疲れている日は必ず「あー、今日は疲れたからいいか……明日頑張る多分」と言い訳を作ってサボってしまうからです。
そうやってサボる日が続くと血糖値対策としては致命傷です。
糖を消費するための筋肉作りと1日の消費目的が損なわれるわけですから。
補足:
もし、ご自身のいつもの帰り道にどうしてもジムがない場合は、無理せず自宅でのトレーニング(自重)に切り替えてみてもいいです。ようは血糖値を下げるために筋肉が必要なわけで、何もアクションをおこさないという理由にはなりません。

近くにジムがない方へ
「帰宅ルートにはジムなんてないよ!」という方も絶望しなくて大丈夫です。自宅で行う「プリズナースクワット」だけでも、下半身の筋肉の量は十分に鍛えられます。
家トレの細かいバリエーションや専門的なフォーム解説については「一番わかりやすくて信頼できる」と感じたこちらの専門サイトを紹介します。
家トレの正しいフォームがパッと見てわかる以下のURLを提案します。
参考:VERTEX 自重トレーニング14選
まずはここで正しい形を覚えてスタートしてみてください!
どんなジムがいいのか
納期を守るために遅くまで帰れない方もいるでしょう、仕事帰りの限られた時間(15分)で最大の結果を出すなら、やはり24時間営業のマシン特化型ジムを利用するのがベストな選択肢です。
また、ある程度マシンが揃っているチェーン店がベストでしょう。はじめから少ないマシンを並んでまで利用しないのがこの時短トレーニングのポイントとなります。
事前にマシン設置数などはリサーチが必要ですし、だめなら割り切りることも検討ください。
ジムを選ぶ際は、以下の3つのパターンから選ぶのが継続のコツです。
- 駅近・職場の近くの24時間ジム(エニタイムフィットネスなど): 店舗が多いのでお近くにあるならおすすめする本格的なジム。器材も豊富。
私のように長年フリーウェイとをやっていたウエイト好きにとってはゴールドジムを少しコンパクトにした町のジムといった感じ。ジムの作りが鍵付きロッカーも大きいので貴重品などカバンを入れて置けますね。 - 低価格・手軽さ重視のコンビニジム(Chocozapなど): 着替え不要で、本当に「ふらっと15分だけ寄る」というハードルの低さが魅力です。
個人的にジムの初心者にはめちゃくちゃおすすめです。 - 地域密着型の24時間ジム(スマートフィットなど): ここもどんどん店舗数が増えていますね。わたしも利用していた理由としてマシンが結構充実してます。ここではあまり関係ないですがフリーウェイもあったりするので筋肥大をここだけで完結できるジムです。
ここもジムの作りが鍵付きロッカーも大きいので貴重品などカバンを入れて置けますね。
仕事帰りに15分で鍛えるための考え方
仕事帰りの限られた15分で確実に効果を出し、かつストレスなく継続するためには、これまでの筋トレの常識を変えていく必要があります。それは以下の「3つの割り切り」が必要です。
① ジムが混んでいても臨機応変に使えるマシンを優先して部位選定をする
夜のジムは混んでいます。
そのため「マシンの空き状況に、自分のスケジュールを合わせる」ことです。
あらかじめ「今日は絶対に胸!」とガチガチに決め打ちするのではなく、
・ジムに入った瞬間に全体をパッと見渡します。
・胸や背中などのマシンの空き状況をチェック
・迷わず空いているマシンへ直行
・胸のマシンからでスタートしたら、今日は胸を鍛える日と決める。
こうして今日の鍛える部位を決定します。
② ひとつのマシンでのトレ所用時間は5分で、2〜3種類のマシンを使用
「15分で本当に足りるの?」と思うかもしれませんが、時間配分を完全にシステム化してしまえば十分に可能です。
- 1マシンの滞在時間は「5分」
- インターバル(休憩)は30秒〜1分と短めにする
- これを2〜3種類ハシゴする
マシンに座ったら、スマホをダラダラ見る時間は一切ありません。
テンポよくこなし、5分経ったらサッと次のマシンへ移動(または退店)します。長々とジムに滞在しないと決めることで、集中力が極限まで高まり、ダラける隙を自分に与えません。
だらだらやっていると、時間をついやして倍の時間かかってしまっては、
ストレスになり、時間を無駄にしてしまいます。

そのため、マシンでできるトレーニングの他にダンベルを使った方法なども別記事で紹介。待ち時間を増やさないためにさまざまな選択肢を提案します。
③ 15分で負荷をかけたと実感する重さでトレすること
短時間で筋肉が糖を消費するには、負荷の強さ(重さ)の基準がとても重要になります。
軽すぎる重量で何十回も回数をこなす負荷は、持久力は上がりますが筋肉が育ちません。
そのうえ、セットをこなすのに時間がかかってしまうため、仕事帰りの短い時間には完全に向いていません。
目安は、「8回目で『あと2回はできるけどそろそろ限界近い』と筋肉がプルプルする重さ」です。
この適切な重量を設定すれば、ウォーミングアップを含めた3セット+準備やインターバルを含めた(約5分)でも筋肉に強烈な刺激を与えることができます。
ジムを出るときに「短い時間だけど、しっかり負荷がかかったな」という確かな手応え(実感)を脳に残して帰ることが、明日へのモチベーションに繋がります。
15分で完了するための、セット回数とインターバルの考え方


トレーニングする部位のストレッチはしてください。
なるべくトレ前の準備やインターバルなどを利用して筋肉をケアしつつ、怪我には充分注意してください。
1、セットの回数
一般的な成長を促すトレーニングの回数は筋肥大を目指して筋肉の量を増やすのが目的なので、私はばりばり高重量トレーニングをこなしていた昔から1セットを8回(レプス)実施することで、どんどん筋肉を成長させてきました。
▪️負荷については、
10回くらいやって限界という重量をマックスとして、
その8割の重量を設定してください。
8回の動作で筋肉が疲れてくる重量です。
(一つ一つの動作は素早くやらずに、戻す際に3秒くらいのスロー動作にすると負荷が格段に違います!)
これは最初はわからないので、何度かやってみて感覚で掴んでください。
初めは無理せず軽い重量で問題ありません。怪我は注意してください。
▪️これをウォーミングアップ×1セット、本番を×2セットに分けて実施してください。
2、一つのマシンにかかる時間
15分と設定してメニューを組んでいます。
したがって、一つのマシントレにかかる時間は「およそ5分」と設定しています。
ただし、その日の体調、もう少しやりたい、インターバルを増やしたい、などがあれば、ご自身で調整してください。
▪️ジムに入ってからの時間の使い方の例は以下の通り (*レプスとは回数のことです。)
・マシンを見つけて、重さの調整 = 1分
・ウォーミングアップ(8レプス) × 1セット = 30秒
・インターバル = 1分
・本番 (8レプス) × 1セット = 30秒
・インターバル = 1分
・本番 (8レプス) × 1セット = 30秒
・マシンの除菌と移動準備 = 30秒
(ウォーミングアップ1セット + 本番2セット)
・インターバル:1分 × 2
👉考え方はわかったけど実際にトレーニングメニューをどうすればいいのか。
どのマシンを選んだらいいのか・・・初めての人はわかりませんよね。
ありますよ!
各部位ごとのおすすめトレーニングメニューは別記事で紹介。
楽しくマッチョになって血糖値を減らしていきましょう!
そして私もまだまだ血糖値は正常な人と比べて高いです。
みんなで一緒に頑張りましょう!


それから最後に筋トレで重要なのは、どんな体になりたいかということを頭の中でイメージすることも重要になってきます。
レスラーのように大胸筋を逞しくしたい。
太腿を競輪選手みたいにしたい。
肩を大きくして水泳選手みたいになりたい。
半袖から出る腕を太くしたい。
そんな理想の自分の姿をイメージすると、筋肉の成長はそれに近づこうとします。
なりたい姿をイメージするというのは、一流のアスリートやボディビルダーも必ず実践している極めて効果的なアプローチです。
血糖値を下げるためとはいえ、せっかく筋トレを始めたわけですから、理想的で健康的な「キン肉マン」になっていくこと、これがモチベーションにつながります。
結果にコミットしましょう!
🔬 この記事の科学的根拠(日本の研究・日本語論文)
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筑波大学・筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)共同研究
レジスタンス運動(筋トレ)が睡眠の質および疲労に与える影響の検証
(筑波大学の柳沢正史教授らによる最新研究。有酸素運動とは異なり、筋トレ(レジスタンス運動)による疲労刺激が睡眠の質を良好にし、効率的なリカバリーを促すメカニズムが実証されています) -
順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科(学術論文)
短時間の休息に用いる種々の回復手段の効果に関する研究[PDF]
(運動後の完全な休息よりも、短時間の適切な刺激(アクティブレスト)を与えることで、血液循環を促進し、パフォーマンス維持や体内疲労の回復が早まるメカニズムが検証されている日本語論文です) -
J-STAGE(日本体力医学会 / 運動生理学研究)
低強度レジスタンス(筋トレ)運動が運動後過剰酸素消費(EPOC)や代謝に及ぼす影響[PDFダウンロード]
(過度な高負荷ではなく、強度を抑えた筋トレが、運動を終えたあとも体内の代謝や循環を活性化させ、結果として疲労を蓄積させずに体に好影響(物質の分泌など)を与える仕組みを実験ベースで考察しています)



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